介護職員はどれくらいIT機器を扱えれば良いのか?

介護について僕が思うこと

昔の介護施設は紙ベースで情報を管理していましたが、今はパソコンやタブレットなどのIT機器を導入する施設が増えています。
今回は介護職員はどれくらいIT機器を使えれば良いのか、僕なりの考えを書きたいと思います。

yunta
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僕個人は心配しなくても大丈夫だと思っています!

・普段の仕事で使うアプリの操作だけ覚えていれば問題ない。
・タブレットはスマホとほとんど同じ感覚で扱える。
・パソコンは立場が上の人たちが使うことが多い。分からなければ人に頼めば良い。

結論:専用のアプリの操作「だけ」覚えれば良い

介護記録をつけるための専用のアプリというものがあります。介護施設でパソコンやタブレットなどで記録するといった場合、ほぼ間違いなくこうしたアプリを使用しています
なのでファイルの操作やエクセルなどの知識がなくても何も問題はありません。その職場で使われているアプリの操作さえ覚えれば良いです

実際にどんな情報を入力するかというと、利用者様一人一人に対して、どれくらい食事を取ったか、水分はどれくらいか、何時にトイレに行ったか、変わった様子はないか、といったものを細かく入力します。
これだけだと大変そうな作業に聞こえますが、実際にはアプリの決められた場所をぽちぽちタップして、数字を入れていくだけです。
もしIT機器が苦手で、それが理由で介護職になることをためらっている方がいるとしたら、あまり気にする必要はないと伝えたいです。僕の職場は50~60代の方が大勢いますが、一週間くらいで自分で操作できるようになっています。

タブレットはスマホが使えていれば大丈夫

タブレットはあまり馴染みのない機器かもしれません。
でも実際は、スマホを大きくしただけです。「タブレット=電話が使えない大きいスマホ」という理解で間違いないです。
なので普段の生活でスマホを使えているのなら、タブレットの操作には何も問題ないことになります。しかも介護の現場で行う操作というのは限られているため、むしろ日常使いのスマホの操作よりも簡単です。
上で書いたように、決められたアプリの操作さえできれば良いので、深く考える必要もありません。

僕の職場にいる年配の方々は「タブレットの方が直感的に操作できて楽」と話す方が多いです。
実際にパソコンよりもタブレットの方が簡単だと僕も思います。タブレットは画面を直接指で触って動かすので、パソコンのようにマウスやキーボードを扱う必要がありません。
僕は自分の職場しか分からないので確かなことはいえませんが、おそらく介護の現場で使われるのはパソコンよりもタブレットの方が多いと思います。
理由はタブレットの方が持ち運びが簡単で、アプリを導入すればすぐに使えるようになるため、職場としても導入の手間が少ないからです。
いずれにしても日常生活でスマホを使えているのなら、深刻に考える必要はありません

パソコンは管理職の職員が使うことが多い

じゃあパソコンはどうなのという話になりますが、パソコンは管理職レベルの方が使うことが多いので、あまり気にする必要がないかもしれません。
僕の職場の場合は、より細かい入力、例えば利用者様の個人情報だったり、病院受診の記録をつけるときなどに、パソコンが使用されています。僕のように一般の介護職員は、全く触らなくても業務に支障はありません。
ぶっちゃけてしまえば、パソコンの操作などは得意な人に頼めば解決します。少なくとも日常の業務は決められたアプリの操作さえできれば問題ないため、それ以上のパソコンの操作は覚える必要はありません。後は他の人がやってくれます。

当たり前の話ですが、介護職員に求められる能力の中で、パソコンの操作というのはめちゃくちゃ下の方になります。最低限のアプリの操作さえ覚えていれば、後はどうとでもなります
僕個人の考えですが、分からないところは人に頼んでしまって良いと思います。僕は頼まれる側のことが多いですが、実際不得意なことを、しかも介護の業務とはほとんど関係のない部分を、一生懸命努力して補うというのは効率面で見てもあまりよろしくありません。
基本の業務で必要なところは覚える、他のところは任せる。こうやって割り切って考えれば、少しはIT機器への抵抗感も薄れるのではないかと思います。

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