ニートは就職するべきなのか？

ニートは就職するべきなのか？　ニート時代千回は繰り返したであろう問いに、今の自分ならこう答えます。

長期的に見れば就職した方が良いとは思う

自分の適性云々の話はあると思いますが、おそらくではありますが、就職はした方が良いです。

金がなくなる

一番の問題が金です。
正直金さえあれば働く必要はないと思います。
僕は新卒で入った会社で三ヶ月で百万円近く貯まりましたが、その金もニート時代が二年ほど続き十万円を下回っていました。
金がなくなってくると精神に影響が出ます。何かしなければならないのに何もできない。その焦燥感が強まってきて、普通に生活することが難しくなります。
就職すれば手っ取り早く金が得られます。僕はもはや金のためにしか働いていません。介護がなんとか続けられているので誤解しそうになりますが、結局、金のためです。

自由がなくなる

ニートで居続けると最終的に自由を失います。理由は金がなくなるからです。

夏休みの宿題が終わっていないような感覚がずっと続く

ずっと「何かをやらなければならない」という焦燥感をずっと感じ続けることになります。
人によると思いますが、物事を保留しておくというのは強いストレスになります。
とはいえ、働いても強いストレスを感じ、ニートでいてもストレスを感じるのなら、人生詰んでないか？　となるわけですね。

他人が決めたことに従ってはいけない

自分の周りにいる極々限られた人の言うことに従って就職を決めても、結局すぐに退職することになります。実際僕も早期退職を二度ほど繰り返しました。
自分が決めたことなら、ニートでも良いと思います。人それぞれ人生があります。
僕の場合は、貯金がなくなって働くしかないなと現実を叩きつけられ、パートタイマーでだましだまし働き始めて現在に至るといった感じです。

就職はしなくとも（金を得るための）行動はするべき

生きるために金が必要です。
世の中には現代社会の仕組みを上手く利用して、（ある意味で）賢く金を引き出して上手くやっている人たちもいます。でもそんな生き方ができる人間なら、初めからニートになんてなっていません。
結局何らかの方法で金を得なければなりません。金を得る方法を身につけなければ生きていけません。
最も手っ取り早く金を得る方法は、就職することです。これは確かです。
ただし金を得る方法は他にも無数にあります。これだけインターネットが普及した社会であれば、いくらでも可能性があります。
金を得るための方法を会得するための行動はするべきだと思います。自分が生きるためにです。